プッシュ通知がクロスブラウザでサポートされるようになりました

タイムリーで役立つ通知をユーザーに配信します。

プッシュ通知は、W3C のウェブ アプリケーション ワーキング グループの一部である Push API と Notification API のリリースにより、2016 年に標準化されました。これらの API は、ウェブ デベロッパーがウェブ アプリケーションにプッシュ通知を組み込むために必要な機能と、ユーザーがウェブブラウザで通知を受信して操作するために必要な機能を提供します。プッシュ メッセージとは、ユーザーが以前に通知の送信権限を付与したウェブサイトまたはアプリケーションからユーザーのウェブブラウザに送信される通知です。これらのメッセージは、新しいコンテンツや最新情報の通知、今後のイベントや期限の通知、その他の重要な情報の提供に使用できます。プッシュ メッセージは、関連性の高い情報をタイムリーにユーザーに提供する必要があるアプリケーション(ニュースアプリやスポーツアプリなど)や、e コマースサイトでスペシャル オファーやセールに関する通知を送信する場合に特に便利です。

プッシュ通知を登録するには、まず、navigator オブジェクトと window オブジェクトで serviceWorker オブジェクトと PushManager オブジェクトをチェックし、ブラウザがプッシュ通知をサポートしているかどうかを確認します。

push 通知がサポートされている場合は、async キーワードと await キーワードを使用して Service Worker を登録し、push 通知をサブスクライブします。JavaScript を使用してこれを行う方法の例を次に示します。

// Check if the browser supports push notifications.
if ("serviceWorker" in navigator && "PushManager" in window) {
 
try {
   
// Register the service worker.
   
const swReg = await navigator.serviceWorker.register("/sw.js");

   
// Subscribe for push notifications.
   
const pushSubscription = await swReg.pushManager.subscribe({
      userVisibleOnly
: true
   
});

   
// Save the push subscription to the database.
    savePushSubscription
(pushSubscription);
 
} catch (error) {
   
// Handle errors.
    console
.error("Error subscribing for push notifications.", error);
 
}
} else {
 
// Push notifications are not supported by the browser.
  console
.error("Push notifications are not supported by the browser.");
}

対応ブラウザ

  • Chrome: 42。
  • Edge: 17.
  • Firefox: 44.
  • Safari: 16。

ソース

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