オリジン トライアルでは、ウェブ プラットフォームの新機能や試験運用版の機能をテストできます。サードパーティのオリジン トライアルを利用すると、埋め込みコンテンツのプロバイダは複数のサイトで新しい機能を試すことができます。
オリジン トライアルは、ウェブ プラットフォームの新機能や試験運用版の機能をテストするためのものです。
オリジン トライアルは通常、ファーストパーティ ベースでのみ利用できます。登録されたオリジンに対してのみ機能します。コンテンツが埋め込まれている他のオリジンで試験運用版の機能をテストする場合は、すべてのオリジンをオリジン トライアルに登録し、それぞれに一意のトライアル トークンを割り当てる必要があります。多数のサイトに埋め込まれたスクリプトをテストする場合、この方法は拡張性に欠けます。
サードパーティのオリジン トライアルを利用すると、埋め込みコンテンツのプロバイダは複数のサイトで新しい機能を試すことができます。
サードパーティのオリジン トライアルは、すべての機能に適しているわけではありません。サードパーティ オリジン トライアル オプションは、サードパーティのサイトにコードを埋め込むことが一般的なユースケースでのみ使用されます。Chrome のオリジン トライアル スタートガイドでは、Chrome のオリジン トライアルに参加する方法に関する一般的な情報を紹介しています。
サードパーティ プロバイダとしてオリジン トライアルに参加する場合、そのオリジン トライアルにサイトを含める予定のパートナーや顧客には、ご自身の責任で通知し、今後の見通しを伝える必要があります。試験運用版の機能が原因で予期しない問題が発生する可能性があり、ブラウザ ベンダーがトラブルシューティングのサポートを提供できない場合があります。
サードパーティのオリジン トライアルの進行状況は、Chrome プラットフォームのステータスで確認できます。
サードパーティのオリジン トライアルに登録する方法
- 有効なトライアルのリストからトライアルを選択します。
- トライアルの登録ページで、サードパーティ トークンをリクエストするオプションを有効にします(使用可能な場合)。
サードパーティ トークンの使用を制限する選択肢を 1 つ選択します。
- 標準の上限: Chrome のページ読み込みの 0.5% という通常の上限値です。
- ユーザー サブセット: ごく一部の Chrome ユーザーは、有効なサードパーティ トークンが提供されていても、常に試用から除外されます。除外率はトライアルごとに異なりますが(適用されない場合もあります)、通常は 5% 未満です。
[登録] ボタンをクリックしてリクエストを送信してください。
リクエストをさらに審査する必要がない限り、サードパーティ トークンは直ちに発行されます。(トライアルによっては、トークン リクエストの審査が必要になることがあります)。
審査が必要な場合は、審査が完了してサードパーティ トークンが使用可能になると、メールで通知が届きます。
フィードバックを送信する方法
サードパーティのオリジン トライアルに登録していて、プロセスや改善方法についてフィードバックがある場合は、オリジン トライアル GitHub コード リポジトリでイシューを作成してください。
補足説明
写真撮影: Louis Reed (出典: Unsplash)